「―― ……っ!!!」
心臓がドキリと跳ね上がる。
「……お日様みたい……」
眩しいくらいの笑顔に、早鐘のように鳴る胸の鼓動がなかなか止まらない。
じんわりと体中が熱くなってゆく。
……なんで私、潤君の笑顔見るとこんなふうになっちゃうんだろう……?
自分の感情のはずなのに、まるで他人のものであるかのように理解ができない。
他の人ならばこれが何なのかすぐにわかるのだろうか?
……潤君から、目が……離せない……。
説明はできないけれど、私がこの笑顔を待ち望んでいたことだけは間違いなかった。
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