「あ……の……、リカちゃん……?」



折れそうな心を叱咤しながら、震える声でなんとか言葉を絞り出した。



「どうゆう……こと? 何かの……間違い……だよね……?」

「……」



口もとを引きつらせながら、それでも必死に問いかける。


そんな私を、まるで蔑むかのような冷酷な瞳で見つめるリカちゃん。


やがて……



「間違い? ばっかじゃない?」

「!」



耳を覆いたくなるような言葉が、今度は私へと投げつけられたのだった。