「まあ、何かあったら電話してね? じゃあ、元気で仲良くしてね♪ バイバイ!」



「颯真、華音ちゃんと仲良くしなさいよ! あっ、華音ちゃん、今度一緒にお買い物にでも行きましょうね♪ じゃあまたね~」



 2人はそう言うと、困ったような顔をしていた父さんたちを連れて颯爽と帰って行った。




 ……いったい何なんだよ、あの2人………。



 俺は呆れた顔をしていたら、今まで呆然としていた藤堂華音がへなへなととソファにストンと座った。




 まあ、そうなる気持ち分かるわ~。