教室へ向かうとそれぞれの席に
ついた。


那月の方を見ると
あの子と仲良くはなしていた。


もやもやする…


てか、同じクラスだったんだな。



先生が軽く話をして
今日は解散。

すると一目散に向かってくる那月。



「なぁなぁ!俺 妃奈ちゃんと席隣なの!
しかも希ちゃんはうしろ!
めっちゃハーレムじゃね?」


と、大騒ぎ。
どちらかといえばウザがられてただろ…

「あぁよかったな。」


羨ましいなんて口が裂けても言えねぇ


「LINE教えてもらっちゃった!
今度4人でお昼でもくおーぜ!」



那月に感謝したのはこの時だけだろう。



本当にかわいかった。
彼氏いるんかな…とか
柄にもなく考えて自分がきもかった。



「じゃあ綺斗またな!」



そう言って俺たちは別れた。




家に向かって歩いてる途中
ふと、公園を見るとあの子がいた。