「あの…なんかごめんね。でも…私1人で
やるから。大丈夫。」

私が勝手に受けたから他の人に
迷惑はかけれない。

「何言ってん!?水くさいなー。
引き受けたんなら京も手伝うよ。」

「え…でも嫌がってたし…。
迷惑なんか…」

「何言ってんの。迷惑なんか思ってへん。
まぁ1人やったら嫌やけどふうりんと
一緒やからええねん。」

京ちゃん…正直1人じゃすごく
不安だった。
本当に仲良く出来るのか…。

「ありがとう!京ちゃん。」

「行こか」と京ちゃんは連嬢さんが
待ってる所へ行く。

「初めまして!王城京です。よろしく。」

「…誰?」

笑顔で自己紹介した京ちゃんに
冷たい口調で聞き返す連嬢さん。

「え?あほなん?今、名前言ったやん。」

「私、友達とかいらない。」

ため息をつきながら視線をそらす
連嬢さん。

「京もあんたの事嫌やわ。でも今話したから
知り合いにはなってもうたな。」

「そういうとめんどくさい。」

何か…すごく険悪な空気が…。

「可愛くないやつ。」