「お………い…………おい………おいっ!
 カイルっ!起きろ!」

「うにゃ?…………あぁレンさん。
 おはようございます。」

「ん。おはよう。」


レンさんはいつものようにニカッと笑うとエリアを起こしてくれないか?と僕に頼んできた。

「はい。いいですよ。」


僕はエリアさんの所にいこうとするとなぁ!とレンさんに止められた。

「あー…………えっと………俺らさ、
 出会ってもう1ヶ月ぐらいになるだ ろ?あと年もちけーんだし………
 その……なんだ………敬語とかさんづ けはそろそろ止めてくれないか?」

顔を少し赤くしてまっすぐ僕を見つめレンさん………いや………レンは僕に言ってきた。

「うん。わかったよ。“レン“」


そういうとレンはとても嬉しそうにありがとよというと朝食の準備をしに行った。


僕は心がポカポカするようなくすぐったいような気分になりにやけた顔のままエリアさんを起こしに行った。