そう思い、頭を抱えていると、中村さんが笑みをこぼした。
「あはは。何想像して落ち込んでんの。俺が言った言葉に深い意味も何もないよ。何だろう。女の子と同じベッドで寝るって久しぶりでさ、近くにいるだけで心地よくて、気持ちよかった」
「へ？」
「川奈さん昨日は相当飲まされてかなり酔ってたし、何かしたくてもできないよ」
そう言って私を見つめて微笑んだ。
そして続けて中村さんが口を開く
「昨日思ったんだけど、僕川奈さんのこと好きかも。酔いがさめた今も川奈さんを独り占めしたいと思っちゃってる」
「え、、、中村さん何言って、、、るんですか、、、」
ふと中村さんを見ると、優しい顔で私をじっと見つめる。
