椿の腕時計が10時を示した時、列車は静かに動き始める。 「椿さんのお部屋はこちらです。」 清澄から部屋の鍵と列車の内部の地図を渡された椿。 レトロな雰囲気をかもし出す鍵についていたキーホルダーに書かれていたのは“華の間” そして、地図を見てあることに気づいた・・・