「えっと・・・43番ホームっと。」
「大王様、こちらでございます。」
清澄の先導で移動する一行。そして、数十分・・・
「こちらでございます。」
43番ホーム
そこに止まっていたのは、シックな黒色の特急列車だった。
「あれ?僕・・・寝台特急頼んだ覚えないだけどな・・・。」
「輸送部の皆様が、大王と奥方様の休暇を満喫していただけるようにと特別列車を用意されたそうです。」
「そ・・・そこまでしなくていいのに・・・」
呆然とする祇儀をよそに「よし、乗るぞ!」と言って乗り込む凛香。その後に続くように椿たちも乗り込んだ。
「すごい・・・。」
その列車の中は、まるでどこかの旅館に来たかのような和の空間が広がっていた。
「わ~!!向かいのホームにすごい人がいるべ!!」
「マジで!」
「本当だ!何であんなに集まってるの?」
火燐、風燕、蓮流はびっくりしながら窓の外を見つめる。向かいのホームにはたくさんの妖たちがホームにぎっしり。
「この列車が珍しいのじゃろ。」
凛香も窓を覗くとそうつぶやいた。
「これじゃ、お忍び休暇じゃなくなっちゃたな~(苦笑)」
そういいながら、凛香の横に立った祇儀。一緒に窓の外を見ながら「さ、これからどうなるかな?」と呟く。
「大丈夫じゃろ、きっと。」
凛香は、そう呟くと祇儀をチラッと見る。そして、また窓に目をやった・・・
そんな凛香の姿にちょっとテンションがあがる祇儀だった。
「大王様、こちらでございます。」
清澄の先導で移動する一行。そして、数十分・・・
「こちらでございます。」
43番ホーム
そこに止まっていたのは、シックな黒色の特急列車だった。
「あれ?僕・・・寝台特急頼んだ覚えないだけどな・・・。」
「輸送部の皆様が、大王と奥方様の休暇を満喫していただけるようにと特別列車を用意されたそうです。」
「そ・・・そこまでしなくていいのに・・・」
呆然とする祇儀をよそに「よし、乗るぞ!」と言って乗り込む凛香。その後に続くように椿たちも乗り込んだ。
「すごい・・・。」
その列車の中は、まるでどこかの旅館に来たかのような和の空間が広がっていた。
「わ~!!向かいのホームにすごい人がいるべ!!」
「マジで!」
「本当だ!何であんなに集まってるの?」
火燐、風燕、蓮流はびっくりしながら窓の外を見つめる。向かいのホームにはたくさんの妖たちがホームにぎっしり。
「この列車が珍しいのじゃろ。」
凛香も窓を覗くとそうつぶやいた。
「これじゃ、お忍び休暇じゃなくなっちゃたな~(苦笑)」
そういいながら、凛香の横に立った祇儀。一緒に窓の外を見ながら「さ、これからどうなるかな?」と呟く。
「大丈夫じゃろ、きっと。」
凛香は、そう呟くと祇儀をチラッと見る。そして、また窓に目をやった・・・
そんな凛香の姿にちょっとテンションがあがる祇儀だった。