そんなの・・・・、好きだよ。
ずっと・・・・。
どうしようもないくらい。


「私も・・・好き。」


そう言うと、春馬君は優しく笑って抱きしめてくれた。


「ちっちゃい。」


そう呟きながら。


・・・優しく。


春馬君の香りに包まれて、
春馬君の体温を感じながら。


「俺、かなりめんどくさいけど。」


何も言えなくて、ただ黙って首を振ってた。


「オッサンやけど。」


「・・・・っ」


「俺と付き合って下さい。」


体を離されて、真っ正面に。
今度は、逸らさない瞳。


「・・・はぃっ」


そう言うとまた、優しく笑って抱きしめてくれた。