「あの日さぁ〜、春馬さんに会ったんだ。帰り道。
『あれ?薫ちゃん??』
『あっ、春馬さん?』
『そうやで〜、久しぶりやなぁ〜笑美は?』
『あっ、まだ学校に居ると思いますよ〜?』
『そうか、何か変わりない?(笑)』
『え〜?(笑)あ!制服デートがしたいって悶えてました(笑)』
『何なん?それ(笑)』
『何か制服デートが夢だって、言ってました。』
『ふーん・・・。
・・・薫ちゃんって、兄貴居ったよね?』
って感じで、うちのお兄ちゃんの制服着てみたらピッタリだったの♪じゃあ借りるわ〜って。
しっかり口止めされてたんだけど、ね」
(そう・・・だったんだ)
「いい・・・人だね」
「私が好きになったん人だもん」
「うわぁ〜何それ!!」
春君はいつだって、
優しくて。
いつだって・・・
自慢の彼氏だったよ。