「いっ・・・・!」 思い切り、コンクリートの上でこけた。 足も手も、激しくすり剥いて。 血が流れてる。 「っ・・・うわぁーーん!!!」 子供みたいに、本当に子供みたいに、声をあげて泣いた。 通りすがる人達なんか、気にもしないで。 変に思っても、 哀れに思っても、 それでもいい。 今は、泣きたいだけだから。