「チュープリする?」


「え〜?恥ずかしいじゃん」


「ええやん、後で見てさいい思い出にもなるし。」


「春君ってそういうタイプだったっけ?」


「んふふ」


・・・そうだったんだ・・・。


「ほら、撮るで〜」


「あ、うん!」


結局・・・
春君に負けて録ったチュープリ。

「やだコレ!変〜!」


「大丈夫大丈夫、十分かわええから。」


「ん〜」


何でそんなに恥ずかしい事言えるのか、すっごい疑問!!!


「行くで〜?」


「はぁ〜い!」


でも、春君に逢えてよかった。


本当に。


「ん〜これもいいなぁ」


「ゆっくり選んでてええよ〜」


呑気に、飲み物をすすりながら壁にもたれ掛かってる。


あのまま寝ちゃったりして(笑)

それより逆ナンとかされちゃいそう(笑)


「どーしよ〜・・・うわぁっ!」

「決まった?」


いきなり後ろから抱き着いてくるから、変な声出しちゃったよ。


「どーしたの??」


「なんか狙われてたから」


「狙われる?」


言ってる事がさっぱり分かんない。


「何で悩んでるん?」


「ん〜とね、コレとコレ!」


「そっかぁ〜俺は・・・・」


それから何十分もたって、
春君の意見も借りて決まったストラップ。


「じゃ〜俺も買おっかな」


「そしたら私買ってくる!」


「え?ええよ〜」


「いいの〜っ」


レジに持って行く時、ちらっと見えた春君。ネックレスの前に食いついてる。