「出来たよ〜♪」


笑美の明るい声と共に、運ばれてきた美味そうな匂いと料理。


「笑美がこんな食わせるから春馬は太んねん。」


「え、え〜;」


笑美、ええねん。
俺笑美の作るご飯好きやもん♪


「美味いわ〜」


「そぉやろぉ〜?」


評価の厳しい竜雨君に認められたって事で、俺のテンションもだだ上がり。


まぁ、お酒の力も借りてやけど(笑)


「ちょっと飲み過ぎじゃない?」

「ええの〜!」


竜雨君と一緒に飲み進めていった。


「私、お風呂入って来るよ?」


「行ってらっしゃ〜い★」


上機嫌になりながら、笑美を見送った。


「笑美帰らへんの?」


「おん、泊まるねんって。」


「いつもなん??」


「帰る時もあるで〜?でも高校に近いからな〜、」


笑美の高校までは結構近い。


「近いんやなくて、近くしたんやん。」


「・・・おん。」


まぁ、そうやねんけど改めて言われると何か照れる。


「守ってやらなな。」