「お母さんが今日泊まっていきなだって★」


「ほんまっ!?」


笑美ん家のお母さんはめっちゃ気さくで優しくて、こんな俺と付き合うてる事も許してくれるめっちゃええお母さんで、俺も大好き♪変な意味ちゃうで?


「でも春君びっくりするかもー♪」


笑って言う笑美。


「何でー?」


「何でも♪」


その笑顔が可愛いくて、つい見とれてしまった。


あんな可愛いさ反則や。


「いらっしゃい♪」


笑美ん家に着くと、笑顔で迎えてくれたお母さん。


笑美の笑顔は、きっとこっから来てるんやろうな。


感謝してます。百合子さん。
(お母さんの本名です;)


「二人はー?」


「上に居るわよ?」


二人って・・・誰?


少し引っ掛かったものの、特別気にはしなかった。


「上行こ?」


「おん。」


何も考えずに階段登ろうとしたら、


ーゴンッ!!!!


思きし頭ぶっけた。


「痛い〜。」


これでも27です。
むっちゃダメージ大きいです。


「大丈夫?」


心配はしてくれてるものの、少し笑いが出てる笑美。酷いやんか・・・笑美まで。


「うるっさいわ、ゴルァ!!」


は!?
えっ!!??ちょっ・・・?!


「なっ・・・・!?」


夏紀君!!!?????


考える暇もなく、気ぃついたら階段の下に居った。しかも俺の腕の中には笑美まで。