「お疲れ〜、」


長い長い2週間も終わり、
やっと笑美に会える。


「何か食いに行くか〜?」


「え。」


俺・・・、行けへんやん。
笑美に会いたいし。


「あー、俺あかんわ。」


俺より先に断ったのは、夏紀君だった。


「何かあんのん?」


「秘密?(笑)」


女の子やな。
こういう事言う時は大抵女の子絡みやし、でも。最近は聞かんかも。


「俺もあかーん」


笑美に会いたいし。


「お前思ってる事顔に出過ぎや。」


冷静に冬吾君に言われてた。
そうなん・・・・かな?


「俺行けるで〜?」


「あ、俺も〜。」


結局その日は、竜雨君、冬吾君、秋君てゆー、少し、いやかなり・・・?何とも奇妙な面子で行く事になった。(会話の想像がつかへん;)

「もしもし?」


移動中の車、掛けた先はもちろん笑美。


「今どこ?」


『どこって・・・学校、だよ?』

せやった。学校の時間やん。
見つかるのを恐れてか、小さな声で話す笑美。