あなたが連れて行ってくれた世界は、息を呑む程に綺麗だった気がする。


いつまでも、あの世界で染まっていたかった。

いつまでも、あの世界の景色を見ていたかった。


何でこういう時に限って、時が進むスピードは早いのだろう。


もう少し、居たかったのに。



今でもはっきり覚えている。