その次の日学校に行くと、すごいことがおきていた。
「…翔、私達付き合うことになったの///」
「…そう、か」
咲と蓮が付き合い始めた。
―――――屋上――――――――――――
「付き合うことになった、か…」
目の奥から熱いものが溢れてくる。
素直に喜べない自分がいる。
「ハハッ…泣いてんのか…だっせぇ…」
咲がほかの男のものになるのがこんなに悔しいなんて思いもしなかった。
大好きな人が自分じゃない人を好きなのは知っていた、いつかこんな日が来ると思ってこころの準備はできているつもりだった。
「…こころの準備なんか…全然役に立たねぇよ…」
「…うくん?…翔くん?…授業始まるよ?」
誰かの呼ぶ声がする。優しい、ずっと一緒にいた人の声。
ごめんな。俺、まだ立ち直れねぇや。
ふにっ。
一瞬柔らかいものが唇に触れた。
「ん…。」
そのまま寝てしまった。すごくあったかくて幸せな夢を見た気がした。
「…翔、私達付き合うことになったの///」
「…そう、か」
咲と蓮が付き合い始めた。
―――――屋上――――――――――――
「付き合うことになった、か…」
目の奥から熱いものが溢れてくる。
素直に喜べない自分がいる。
「ハハッ…泣いてんのか…だっせぇ…」
咲がほかの男のものになるのがこんなに悔しいなんて思いもしなかった。
大好きな人が自分じゃない人を好きなのは知っていた、いつかこんな日が来ると思ってこころの準備はできているつもりだった。
「…こころの準備なんか…全然役に立たねぇよ…」
「…うくん?…翔くん?…授業始まるよ?」
誰かの呼ぶ声がする。優しい、ずっと一緒にいた人の声。
ごめんな。俺、まだ立ち直れねぇや。
ふにっ。
一瞬柔らかいものが唇に触れた。
「ん…。」
そのまま寝てしまった。すごくあったかくて幸せな夢を見た気がした。