「んー…とりあえず、フラれてはないんだよね?」


「た、多分…?」




蒼河とは、結構仲いい方だったし、周りにも蒼河はあたしのことが好きだ…とか聞いてたから………




正直自信あったのにな…




「でも、好きだったら『はい』なんて曖昧な返事なんかしないよね………」



「な、泣かないでよ…!」



「だっ…で…う゛ー…」




フルならフッてくれればいいのに……




「あたしの大事なゆうり泣かせるなんて蒼河ゆるせない!!」



「ううん!…いいんだよ…」



「でも…明日は学校大丈夫?」





う゛っ………

気まずい………





「まぁ、なんかあったらフォローするから…」



「ありがと……!里琴だいすき!!!!」