「夏のお家って、本当大っきいね!」



ベットの中で手を絡ませて

それだけじゃたりなくて


身体もぴったりとくっつきあう。



「そう?
まぁ、うち医者だからねー
窮屈ではなかったけど

愛のある家庭じゃなかったよ?


ハルと将来愛のある家庭にしたいな〜」



冗談っぽく言う夏に私は本気で思っていた。



このまま夏とずっと一緒に居たい。



目が会うとまたキスをして抱き合った。



甘い甘い時間。



「あっ!!
もう帰る時間だ!」


「送ってくよ」


いつも言うその言葉が

今日は一段と優しく聞こえて



笑みが止まらない。