皆で良の家に溜まって、帰り際に夏が来て


一緒に夏と帰る。




夏は疲れてるなんて表情しなくて


私もきっと夏のそんな所が


好き。



「明日、練習オフになったんだ

次の試合に向けての息抜き的な?



…うちに来る?」



返事は迷わずYes。



最愛の人。


そんな人の1番になりたくて
ずっと1番になっていたくて



強く手を握っていた。



夏は微笑みながら


私の髪を撫でる。


髪を撫でられたのも夏が初めてで


このドキドキも夏だけのもの。