心配そうな皆に
出来るだけ笑顔をつくる。



何がショックって


内容もそして…


夏樹くんは私以外の誰かを好きで

沢山キスもしたよね?


沢山抱き合って…


そして…



そんな事が頭から離れなくて

なんか…もう

泣きそうなのか


ずっと目尻が熱いんだ。



結局、夏樹くんは私を送ってくれた。



何を話したのかなんて


覚えてもいないし


ちゃんと答えられていたのかなんて

勿論不明だ。



「又明日、バイトまで迎えに行くよ」


帰り際の言葉だけ鮮明に覚えていて



軽く唇を合わせた。