「良、お前は黙っとけ」


はまちゃんでさえ、冷たい言い方。


よっぽどのことだったの？


心配と不安が過る。



「…夏樹、幸せ真っ盛りなの？」




…やっぱり、夏樹くんとこの子何かあったんだ。



「そう！！！
だから、あんたの顔なんて
誰も見たくないの！」



少し悲しそうな顔を見せ
立ち上がった。

この子とは

仲良くなれそうには思えない。



そう、女の勘でね。



「あなたが、夏樹の彼女？」




見下しながら同時に冷たい言葉が
上から
降ってきた。