「水着も買ったし、そろそろ夏樹から連絡ないの?」
携帯を見るところまだみたい。
「夏樹くん、ハルの水着喜ぶだろーねっ」
「そっそうかな?」
夏樹くんの周りには沢山の可愛い女の子が群がっている。
そんな子達を見ていたら私なんて。
「ハルはちっちゃくて、可愛いんだから自身持ちなって!!
こう〜ちんちくりんな感じがきっと夏樹もツボなんだよ!!!」
…かほりん
それ、褒めてるの?
けなしてるの?
「失礼だな〜かほは!
俺の大切な子をちんちくりんなんて」
えっ?
優しい声に振り向くと
後ろから大きな手が私の頬に触れた。
「夏っ…」
「お待たせっ!!ごめんね?
かほからここに居るって連絡入ってたから、サプライズ的な?」
ドキドキしちゃうじゃない。
心臓がついていかないよ。