「ハル!!お疲れさま」 部活の大きな鞄を下に置いたまま夏樹くんは笑顔で近寄ってきてくれた。 部活終わりでわざわざ電車に乗ってまで私を迎えに来てくれる 優しい所が好き。 「夏樹くんも!! いつもありがとう」 15分で着く道のりを2人で30分かけて歩く。 そして、又電車に乗って帰る夏樹くん。 夜道に女の子が危ないって 私を女の子扱いしてくれる所が好き。