もうとっくに新鮮味なんてなくなっていた小学校を
卒業した。

少しやんちゃの過ぎたわたしも、中学入学が近づくにつれて落ち着いていった。
「中学行っても離ればなれになる人は少ないねぇ」

「絶対おんなじ部活入ろうねっ!約束ね!!」

なんて、まだ見ぬ輝いた生活を夢見ていた。