「第二次試験は、簡単だから、安心して試験を受けてくれたまえ。
なお、この、入学生の半分は脱落するだろう。
ルークナス魔法学園にそう簡単に入学出来る訳がないだろう?
ルークナス魔法学園甘くを見るなよ。
まあ、頑張ってくれ。」
どよっ!!
「な、何ソレ、入学生(仮)の半分は脱落って………………。」
「第二次試験は一体、どんな課題だ?」
「ぜってー、ムズいだろ。
まさか、神級の神器をゲットしろとか………………!?」
どよどよと、騒ぎ出す入学生達。
「第二次試験、あるなんて知らなかったよ………………。」
樹漓がぽつりと呟いた。
律佳なんて、あきらめた様な表情をしていた。
「どうしよ……………………。」
一体、どんな難しい課題が出てくるのかしら。
……これはこれで楽しみね。
「樹漓、律佳。
………絶対にルークナス魔法学園に合格しましょう。
私、2人と思い出作りたい。」
自分の本当の気持ちを伝えると、
「「わ、私も……………っ!!」」
…まーたハモった。
私達は第二次試験の事について、話した。
……一体、第二次試験はどんな課題が出るのだろう。
私は
――絶対にルークナス魔法学園に通うんだ………………。