こ、怖いけど、こいつから逃げちゃ負けだ!!頑張れ!心羽!エイエイオー!!

心「おはよう!快翔!!今日は早起きなんだね♪」

快「お、おう!てか、いつもちゃんと起きてるわ!!……コホン、それよりも蒼羽はどうした?」

心「へ?ああ、蒼羽なら英語の補習だそうでーす。」

快「は?英語の補習なんてあったのか?」

心「あるみたいだよ?私は関係ないけどね~♪」

快「テメー!なんで教えてくれなかったんだよ!!俺には関係あるんだよ!!」

快翔はそう言いながら、自分のカバンを私に投げつけた。

心「キャッ!?何すんのよ!?」

快「そのカバン重いからお前が学校まで持って行け!補習の事教えなかったお前が悪い。」

そんなの先生の話を聞いてない快翔が悪いんじゃん!!
…と言える訳でも無く、ただ黙って快翔の荷物を持とうとした時、

?「そういう事やめろって言ってるでしょ!快翔!!」

星空が助けに来てくれた!!

快「げっ!?星空!!」

星空(以下星)「何よ?あんた何回言えば分かるの?心羽嫌がってるじゃん!」

快「チッ!返せよブス!!」

私からむしるようにカバンを取って、快翔は走り出していった。

星「心羽おはよ♪」

心「おはよ!星空♪」

やっぱり、星空はお姉ちゃんみたいだな~

心「星空!さっきはありがとね!助かったよ~」

星「いやー。良いよ~いつものことだし!」