「晃が約束を守るって
私は信じてるよ」


「なら、俺と一緒に風呂入る?」


「いやだ
晃のセクハラ」


「ごめんって
明日鈴学校だろ?
なら鈴が先に入ってこい」


「うん、晃は明日何してるの?」


「お、俺か?
俺は、鈴と一緒に学校に行って勉強するよ
同じクラスなんだし」


「え…?そうなの?
肝心の制服は?」


私はあまりにも驚きすぎて、身ぶり手振りを震わせる。


「俺、転校生って言わなかったっけ?
校長が俺のおじいちゃんな訳
訳あって、この町に来たんだけどね

制服預かってもらってるから大丈夫

まぁ、明日からクラスメイトとして宜しく!!」


何だか私の心の中に、押印が押された気分…


それならそうと、もっと早く言って欲しかった。


何か置いてきぼりにされて寂しい。

端からの寂しがり屋なんです、私は…。



え!!ちょっと待って!!

転校生ってことは、女子からの目線激しいじゃん!!!


しかも晃モテると思うし…


明日から女子達の争奪戦が怖い。


もちろん晃目当てのね。




私、晃を守らなきゃ。



肌が白い 白組代表



水川鈴は明日から、風間晃を女子達から守ります。