「鈴俺と結婚してください」


そう言って、薬指にお花で作った指輪をはめてくれたよね。

プロポーズしてくれた場所…

桜道の大きな桜の木の下だった。



桜が満開に開花した頃、私達は二度目の愛を誓ったの。





もう離さないって、晃が泣きながら抱き締めてくれたりもした。


それが本当に本当に嬉しくて私も泣いちゃったよ。






最後にはお決まりのキス。



ほんのり涙の塩で甘しょっぱかったけど、"晃とこれからもずっと一緒にいられる"
そう思うだけで幸せだった。