鈴が先生を連れて戻ってきた。

先生の質問に俺は頷く。


まだはっきりと声は出せないが、鈴を見るとあまりにも可愛くて話したくなった。


だから俺、鈴に言ってやったんだ。


"今までありがとう
鈴に苦労をかけさせたな"って…


しばらくしてから俺は、次第に眠くなった。


このまま眠ってしまったら、もう二度と目を覚まさないんじゃないかって
俺、正直怖いよ。





鈴ありがとう。



沙織をこれからも頼む。









少し眠るよ、鈴。
おやすみ___