それからは、黙々とパスタを巻いて食べた。

特にそれという言葉を、晃と交わすこともなく。


「「ごちそうさま」」


「晃、ありがとう」


「どういたしまして
それよりさ、これから風呂沸かしてくるけど…
俺と一緒に入りたい?
つか入る?」


バカ。
晃と入るわけないじゃん…

何調子に乗っちゃってんの!?




「いや、遠慮しておきます」


「俺の筋肉質の体見たくないの?
本当は入りたいくせに、素直じゃないんだから」


「あ、晃はその…
私の体をただたんに見たいだけでしょ?」


素直になりません。
正直のことを言っただけなのに…

絶対体しか晃は見てない。



「まぁ、それも間違いじゃないけど…」


「最低」



そう言って私は、晃に思いっきりビンタした。



ほらやっぱりそうなんだ。