「とりあえず二人ともお似合いだよ」


「ありがとう
でもお世辞は結構よ、ふんっ」


「彩那、もういい加減にしなよ」


「ごめん、じゃあそういうことだから体育館行こ」


そう言って私の手を引っ張る彩那。


晃、不思議そうな顔をしている。