水を一杯飲むなり、これは夢これは夢なんだ。

って…自分に問いかけても、何だか夢じゃないような気がする。


もしかすると、晃は私に助けを求めようとしているのかもしれない。

そう思った。


でも今私に出来ることはなんだろう?


今出来ることは、晃の帰りを待って
話を聞いてあげることしかできないよね。


晃、何時になったら帰ってくるの…



私は時間を気にしつつも、椅子に座りじっと堪える。


もう、7時すぎかぁー。


随分寝ちゃったんだ。