家に着くと、私は制服も着替えないまま
ソファーの上で横になった。


頭に思い浮かぶのは、夏海さんのことばかり。

夏海さんって可愛いから、晃が夏海さんを好きになるのは仕方ないよ。

そう解釈しようとしたけど、何だか次第に自分への自信がどんどん無くなっていく。


私より、晃にとっては夏海さんの方がいいんだ!きっと…



そして、私はまた憂鬱になり体がダルくなった。


少し寝よう。

そう思いその場で目を閉じる。