ちょっと早いが、そろそろ寝ようと寝室に向かった。

寝室のドアを開けると
晃がぐっすりと私のお姫様ベットで眠っている。


毒リンゴを食べた白雪姫みたいにスヤスヤと…


ここで王子じゃない私がキスをしたら
晃は目覚めるかなぁ。



な~んてそれはあくまでも仮説。



私も布団に入ろう!!


布団をめくると晃の温かなぬくもりが、ぎっしりつまっていた。


温かい。

人間が本来持っている体温。



ぷわ~っとその体温が私の顔を覆う。





そのまま照明を消して、ゆっくり瞼を閉じ、深い眠りに落ちていく___