「ねぇー、教室出たのはいいけど
これからどうするの?」


「うーん、どうしよっかな
折角だし、屋上でお昼寝でもするか!!
よ~し決まり
そうと決まったら屋上に行くぞ!!」


「私、まだ何も言ってないよ?」


「いいから、いいから」


そう言った晃は…
すぐさま私の手を握って、そそくさと走り出した。


晃は、後ろを振り向く度にニコニコしている。


晃の頬から溢れる笑顔に、また一段と引き込まれた私。




私、やっぱり晃が好き。