「すいません…
晃さん」


「いや、晃だ
今なら、鈴を襲えるかもな
さぁ、どうする?鈴」


私は、晃さんに究極の選択を持ち掛けられた。


このまま晃さんの言いなりになったら、私は晃さんの言いなずけになってしまうの?



私はどっと冷や汗をかいて
それが額を流れ落ち、首筋に伝っていった。



それが、背筋が凍る身の毛がよだつ瞬間でもあった。