「お前、嫉妬してんのか?」


「嫉妬なんかしてないから」


っ…顔赤くなってる!?

もうバレバレじゃん…

女子に嫉妬してます。
あぁ、そうなのか!!って終わるはずないし…


私は少し気分を紛らすように、頬を膨らませた。


「嘘つくな
顔あけーよ?」


「あんまりジロジロ見ないでよ!!」


「いや、見る
てか、お前
さっきから何してんの?」


「何?何か文句ある?」


「別にねぇーけど、たこみたいで可愛いな」


「うっさい!!
それよりもう離して!
教室戻るから」