ー現在、あんずは… 『あんず!』 そう呼ばれたので、足をとめ、振り返ると… 雄太さんがいた。 「あ、雄太さん…」 『例の話聞いたか?』 「はい…」 『京子が虹の谷に行きやがった!朝日はまだ気付いてない。』 「サエコさんは…?」 『多分…虹の谷だ。虹の谷は能力UPにも使われる…だが…悪いところだ。急がないと!きっと京子とサエコの事だ!呪文を最後まで読んでいない!!俺のほうきに乗れ!』 「はい!」 『飛ぶぞ!』