「ここはさ、こうしたほうがよくね?」

「んー…じゃあここはこうとか!」

「那魅!ナイスアイデア!」

「でしょ?ってか、緋芽乃もアイデア出してよぉー?」

「はいはい…」

話し合いは思ったよりも早く済み、会議も
終盤に差し掛かっていた。



「んー…ま、いいだろ。おっけ。」

一応尋斗の許可ももらい、終了。




那魅と帰ろうとしたとき、如月先輩が…

「藍田、お前ちょっと残れ」

と言ってきた。



私はすこし疑問に思ったが、「はーい」とだけ返事をし、
那魅に謝り、生徒会室に残った。