「ちょっ…‼︎‼︎」





びしょ濡れになった
前髪をかきあげて
陽を睨むと
眩しい笑顔でケラケラ笑った。




「空くん!泳がないの〜?」





…しかたねぇな。






「行くぞっ」





陽の手を握って
プールに向かって走った。