side~山野颯太~
なんなん、あいつ!!!!

学校初日から俺は新一年からキャーキャーいわれてテンションがあがっていた。

でも、あの女の一言がなければだが、

「くだらない」

俺にははっきり聞こえた。

いままでの、俺だったらイラッとかしなくてスルーするこの俺が。。。

どんな女かと思って俺は弟の山野レオンに
あの女を呼ぶように頼んだ。

そのあと、レオンから女の名前を聞いた。
鈴木さやという名だった。
だが、俺は、顔すら見てない。
わかるか心配だったが、すぐにわかった。

校舎を警戒しながらかえる女がいた。
こいつだ。

だか、さや見た瞬間驚いた。
腰まである黒髪のストレートで身長は150くらい。目はぱっちりしていていわゆる美人だった。

俺はあまりにも見とれすぎて我をわするていた。
だか、冷静さを取り戻して話た。

「おーぃ!
あれ、まさか逃げるつもりだったのー??」

俺の言葉に女はこっちを振り返った
かなり迷惑そうな顔をしている。

だが、俺はいままでのイライラがきえていた。