少しの間、たつにいが何を言っているのか理解出来なかった。
ただ、


変な汗をかいているような、そんな感覚がした。





「……あの娘って、一体誰のこと?
引っ張り出して話したかったってのはそれだけなの?」



いや、本当は誰のことかなんて検討がついてる

『朔望……』



忘れられるわけがない……