「まぁ、考えとく。
…でも俺、いつもらわれてくかわかんないからなぁ…兄ちゃんの家がもらってくれたらいいのに。」

「ははっ、俺も朔望みたいな弟欲しいな、まぁ、甘やかしまくると思うがな」

なんだそれ、って言いながら兄ちゃんと笑う。



それをみていた奴がいたなんて、知らないままだった。