秋「おい、大丈夫か?」

俺「あぁ、ゴメン、ちょっと思い出した ことがあったから」

本当に嫌なことを思い出してしまった。
なんでこんな時に...

秋は昔からちょっとしたことに気がつく。俺だからじゃなく、皆にもそうだ。
周りを見る力は人一倍ある。

小春「ここが図書室、これで最後かな
まぁこの学校広いし、私が連れて行 くよ!」

薫「うん!ありがと」

よかった、小春と仲良くなれそうだ。
安心していると

秋「なんだ、その小春と仲良くなれそう で良かった。みたいな顔は」

俺「お前は超能力者か」

なんなんだこいつ、凄過ぎるだろ。

秋「なんだこいつ、凄過ぎる、とか考え てるだろ」

俺「うわ、気持ち悪っ、流石に気持ち悪 いぞ」

秋「だって、お前わかりやすいんだもん なあ、全部顔に出るからな

俺「マジでか、最悪だわぁ、もう今から ポーカーフェイスだから」

秋「( ´,_ゝ`) プッ、絶対無理」

俺「言ったなコノヤロウ、やってやるよ 、やって見せるよ」

俺は言い切ったが、やれる自信なんてねえわ。

秋「自信ないみたいな顔」

俺「...うわ、うっわ、きっも、最高にキ モい、なんですか、ストーカーです か、それともあれか?そういう特技 か?まぁなんにせよ、やめるわ」

秋「やめるのかよ」