へ〜…ここが千尋の部屋…。

結構片付いてんじゃん。

女子っぽいし…まあ、可愛い部屋だな。


…っ、やべぇ…千尋の匂いするし…

って、俺変態かよ⁉︎

あり得ねぇ…匂いとか…

自分が気持ち悪い。


「ねー、修哉。算数教えて‼︎」

「算数?良いよ。俺の得意科目」

「修哉は全部得意でしょ?はぁ…天才って良いなぁ」

「天才じゃねぇよ。少しお前より頭が良いだけだ」

「…少しじゃないですけどねー‼︎」


マジでやべぇな…俺。

こいつのこと…本当好きなんだ。

こんな怒った顔でさせも愛しく感じる。


…こんなこと、千尋には言えねぇ。

言ったらめちゃくちゃ喜びそうだな…