心 菜「あーそうだった。それと忠告。あんたが思ってること全部私に筒抜けだからね。私が生み出したキャラだし。」

?:「は?…心 菜が生み出したキャラ…?ってことは名前あるんだよなぁ。」

すっかり忘れてたけどオレの名前なんだろう??

心 菜:「無いわ。(即答)」

うわっ即答しやがった。しかも悪気なし。つーか悪いとも感じてねーな。

心 菜:「仕方がないじゃない。設定集(紙というか大学ノート)なくしたんだもん。また考えるのめんどくさいのよ。」

?:「め…めんどくさいじゃねー」

心 菜:「めんどいもんはめんどい!!」

?:「開き直るな(怒)」

心 菜:「開き直るもん!」

うわー最悪。コイツ最低ーだ。

心 菜:「“コイツ”いうなっつーのにもう!!」

心 菜:「それにね私、名前とか考えるの苦手なのよ。」

オイ……それを威張っていう必要ないだろ。威張っていえることじゃない。
少し考えれば分かることだろうに。

心 菜:「威張った方が良かったのよ。あなたにはね。」

?:「はぁ?!オレには威張った方が良かったぁ?!」

とんでもないことをいったぞ心 菜。

心 菜:「実はね、あなたは私の小説の設定では、私が好きな人なの。今は過去形だけど、実際ににあなたにはモデルがいて、その人を私は好きになったの。初恋かどうかは秘密♪だけどね。」

え…………えぇぇぇぇぇぇぇっ?!
どっつどういうことだ?

?:「いっいっいっ意味が分からん。あああああ頭が混乱して……」