あたしは服を来て、

『じゃあ、あたし帰るね』

「おう。じゃあ送ってく」

『いいよ。今日は♪じゃあバイバイ』

あたしは、この時…一つになった日に災難が起きるなんて。

あの時、送っていってもらったらあたしは…あんな辛くて…聖斗を嫌いにならなくてすんだのかもしれない。

聖斗をこんなに好きで、一つになった喜びも消えてしまうなんて。

知らなかったよ。


聖斗…あたし達、幼すぎたのかもしれない。

違う。あたしが弱かったんだね…

これからくる、たくさんの辛さを知るよしもなく、あたしは聖斗の家から出ていった。