授業中。
あたしは、ずっと思っていた。
このままあたしが、変わったらみんなは、どう思うのだろう?
いっそのこと、明日香みたいに学校を辞めちゃえばいいのかな。
その時、Mailが来た。
――誰?
あたしは、先生にばれないように、携帯を開いた。
明日香からだ。あたしは、すぐにMailを見た
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受信
To 明日香
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今日ゎ来るのかな?
また,遊ばない?
あたし,めちゃくちゃ
暇してるんだぁ★
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――絶対に行く!
あたしは携帯を見て、笑ってた。
あたしは、『行くよ☆』と書いて返信をした。
明日香からは、すぐに返事がきて、「いつもの場所ね」ときた。
nightの近くの電信柱の前が、明日香との待ち合わせ場所になっていた。
チャイムが鳴り、授業が終わった。
それから、葉月は教室に来なかった。
その時、
「美夕夏?」
あたしを呼ぶ声。それは昨日、あたしを【守る】って言った加奈枝だった。
『何?』
「ちょっと来てほしい」
あたしは、頷くと校庭の樹の下にきた。
『どうしたの?』
少しは分かっている。聖斗と同じように、加奈枝が思っている事。
そんな事…